外為(FX)初心者のための外国為替取引入門 - FXメニュー - スワップ金利・もっと詳しく 特集:初めての外貨投資

スワップ金利・もっと詳しく

バリューデートとは インターバンク取引(銀行間取引)で為替のスポット取引(直物取引)を行う場合、2営業日後に決済を行うことになっています。例えば、米ドル/円で1万ドルを買うと、2営業日後に相当する日本円を支払い、米ドル1万ドルを受け取ります。この2営業日目にあたる日のことを「バリューデート(受渡日)」と言います。

休日が入る場合は、2営業日目は単純に2日後にはなりません。通常、土日は休日ですから、木曜日に取引した場合のバリューデートは月曜日、つまり4日目になります。

国ごとの祝日が入るとさらに複雑になります。それぞれの通貨が用いられる国の祝日は決済ができませんから、さらに1日延びます。なお、ユーロの場合は国ごとに祝日が異なりますから、元旦とクリスマス(12月25・26日)のみを祝日扱いとしています。また、クロス取引(米ドルを含まない)の場合も、米ドルを介して決済する必要があることから、2営業日目が米国の祝日の場合、さらに1日後がバリューデートとなります。

ロールオーバーとは 外国為替証拠金取引では、バリューデートを自動的に繰り延べすることができます。これを「ロールオーバー」と言います。

例えば、米ドル/円の買いをロールオーバーする場合、いったん直物の米ドル/円を売って、翌日物の米ドル/円を買い直します。直物と翌日物とは価格が異なり、その差がスワップとなります。現在の米ドル/円の場合、直物よりも翌日物の方が安くなっていますので、その差をスワップとして受け取ることができます。スワップは2つの通貨の金利差により決まるため、高金利通貨の買いならスワップを受け取り、高金利通貨の売りならスワップを支払うことになります。

スワップの計算 それぞれの通貨について、ポジション額×貸し借りの金利×決済までの日数(バリューデート基準)を計算し、その差をスワップとします。なお、スワップはFX業者が金利情勢を元に決定しており、同じ通貨ペアでも売買同額ではありません。通常、支払いの方が大きく設定されていますが、くりっく365では同額となっています。

スワップは、売買日を基準とするのではなく、バリューデートを基準としているので、水曜日から木曜日にロールオーバーする場合、バリューデートは金曜日から月曜日に持ち越すことになりますから、3日分の金利が付くことになります。逆に、金曜日から月曜日にロールオーバーする場合は、バリューデートでは火曜日から水曜日となりますので1日分の金利が付くことになります。休日があれば、バリューデートが変わるため、スワップの日数も変わります。1晩で4日分になることや、0日分になることがあります。

これに対し、外為どっとコムのように売買日を基準としてスワップを付加(金曜日のロールオーバー分に3日分)する取引業者もあります。また、OANDAのように秒単位で計算する取引業者もあります。

なお、スワップは市場金利に合わせて変動します。特に年末年始の資金需要により、金利が上昇します。しかしながら、どの業者もスワップを市場金利に合わせて常時変化させるわけではなく、たまにしか変化させない業者も多く見られます。

また、スワップを計算してポジションに付加する、あるいは証拠金額を増減する方式の業者が多いようですが、中にはポジションの建値に入れてしまう(スワップ相当分だけ建値を増減する)業者もあります。どちらでももらえる(支払う)額は同じです。



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