外為(FX)初心者のための外国為替取引入門 - FXメニュー - トレードスタイル(1) 特集:初めての外貨投資

トレードスタイル(1)

外国為替の取引方法には、さまざまな方法があります。ここでは、それらのトレードスタイルを簡単に説明します。

ポジション保有時間による分類

スカルピング
(スキャルピング)

日本語では「小掬い商い」と訳されます。ポジションを保有する時間は数秒から数分程度です。1通貨単位当たり数銭の利益で手仕舞いし、小さな利益を積み上げていきます。損失が出たらすばやく切ります。リターン、リスクとも小さいのですが、小さな利益を積み上げても、1回の大きな損失で利益を失うこともあります。また、コスト(スプレッド+手数料)の小さい環境で行う必要があります。

デイトレード

日本語では「日計り商い」と訳されます。ポジションを保有する時間は1日以内、翌日(外国為替の場合はニューヨーク時間の17時以降)に持ち越しません。翌日に持ち越さないことからリスクが限定されますが、日内の変動が大きければ、十分に利益を得ることができます。ただし、株式(株価指数)や商品先物では取引時間が限られているので、取引時間外に生ずる価格変動のリスクを避ける意味でデイトレードが有効ですが、外国為替の場合は24時間休みなく市場が動いていますし、1日のうちに決着が付かない(さらに利益が乗る、あるいは損失が減る方向に向かう)ことも多いので、デイトレードのメリットはあまり大きくありません。

スイングトレード

ポジションを保有する時間は数日間です。デイトレードよりも大きな利益を狙いますが、逆に損失が大きくなることもあります。外国為替の場合、指値(リミット)、逆指値(ストップ)で利益確定、損失確定を行えるので、ずっと相場を見ている必要がありません。スイングトレードではトレードの回数も少ないので、気楽にトレードを行うことができますし、他の仕事を持っていても取り組むことができます。また、株式(株価指数)や商品先物と異なり、平日は24時間休みなく市場が動いていますので、取引時間外に生ずる価格変動のリスクもありません。なお、取引時間外のリスクを避けるためには、ニューヨーク時間の金曜日17時を超えて持ち越さないようにすればいいでしょう。

ポジショントレード

ポジションを保有する時間は数週間から数ヶ月です。スイングトレードよりも大きな利益を狙いますが、逆に損失が大きくなることもあります。また、一般にスワップも無視できない額になるので、高金利通貨のロングの場合はスワップも狙えます。逆に、高金利通貨のショートの場合はスワップ支払のため、不利になります。損失が大きくなるため、高レバレッジの外国為替証拠金(保証金)取引にはあまり適した手法ではありません。低レバレッジの取引、あるいは外貨預金、外貨MMFに適した方法です。

長期投資

ポジションを保有する時間は1年以上です。大きく値上がりすることもある株式投資とは異なり、外国為替取引に長期投資のメリットはありません。外貨預金、外貨MMF、外国債券の場合は長期投資も考えられますが、通貨下落のリスクを負うため、注意する必要があります。外国債券の場合は流動性リスク(売却したい時に買い手がいない)や信用リスク(発行体の債務不履行)にも注意が必要です。




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